1995(平成7)年に発行された『【芸術…夢紀行】…シリーズ1 高村光太郎 智恵子抄アルバム』(監修・北川太一、写真・高村規、芳賀書店)の「【評論】『智恵子抄』とはどういう詩集か?」(北川太一執筆)に「昭和十三年十月五日 に、(中略)高村智恵子が没した」とあり、「その死を回想した詩篇「レモン哀歌」」とある。これにちなむとのこと。昭和十三年は1938年にあたる。レモ ンといえば、ライオン菓子という会社が製造している「そのまんまレモン」という、レモンの皮を使ってできたお菓子がある。見た目は細長く、カロリーが高そ うな食べすぎ注意のスナック菓子のようで、かんだら「ポリポリ」と心地よい音がしそうなのだが、実際はまさしく「そのまんまレモン」の皮。よってそのよう な音はせず、むしろかみ切るには少々力が必要になる。味はレモンならではのすっぱさが際立っていて、アメをはじめとしたレモンを使ったお菓子を食したとき に感じるような爽快さとは異なっている。パッケージに書かれている「あまずっぱ~い」という表現がしっくりくるのだ。このようなものなので、どちらかとい うと子どもよりも大人の方がおいしいと感じるたぐいの商品かもしれない。