忍者ブログ
ゲンダイネット
カギ握る2人の計算 「8月解散」はあるのか 【政治・経済】 楽天SocialNewsに投稿! Yahoo!ブックマークに登録 2012年7月17日 掲載 <鳩山新党はできるのか>  行く先々で「新党結成」を否定している鳩山元首相。あくまで民主党に残って改革をしていくようだが、党員資格は3カ月停止中。消費増税法案もすでに参議院での審議がスタートしており、党内でいくら騒いだところで野田首相の暴走は止められない。  母親からの42億円の贈与を元に、一日も早く「新党結成」し、民主党の増税反対派議員を吸収して野田にプレッシャーをかけるべきなのだが、何をグズグズしているのか。 「どうも選挙が気になっているようです。鳩山さん(北海道9区)の相手はスピードスケート五輪銅メダリストの堀井学道議。強敵で、勝つには労組の支援が必要です。連合が野田首相を支持する以上、離党できないのです」(民主党関係者)  増税法案に反対しながら自分の選挙事情で離党に踏み切れないなんて、相変わらずの口先ボンボンだが、一方で鳩山に近い関係者は「来月に新党を結成する計画が水面下で練られている」と言う。 「3党合意があるので、8月中旬には参院で増税法案が成立するでしょう。でも、民主党衆院には法案に反対・棄権した議員が約30人残っているし、『成立前に増税反対を掲げて党を出たい』と訴える議員も多い。これに応えるかたちで、鳩山さんが新党を結成するという計画です。鳩山さんにとっても『反増税で離党』は筋を通したことになるし、労組は逃げていきますが、無党派層からは評価される。同じ反増税を掲げる鈴木宗男さんからの支援も受けられるので、プラスも多いのです」  民主党から14人以上を鳩山新党に引き込めば、野田民主党は少数与党に転落。総辞職か破れかぶれ解散に踏み切るしかなくなる。 <谷垣は不信任案を出すのか> 「補正予算を組みたい」「集団的自衛権の議論も詰めていきたい」と、あれこれ理由をつけて首相の座に居座ろうとする野田を引きずり降ろせるもうひとりは、自民党の谷垣総裁だ。  どうも早期解散の戦略が見えないが、覚悟はあるのか。 「7月9日の予算委員会で持ち時間15分を残して質問を切り上げたことで、党内の谷垣さんへの不満はピークに達しています。また、森元首相や古賀誠元幹事長らが9月末の総裁選に谷垣さんを出馬させず、石原幹事長を担ぎ上げようと画策している。そのことには本人も気づいています。何としても、自分が総裁の8月中に解散させたいでしょう。3党合意があるので増税法案の成立までは協力し、その後は一気に内閣不信任案を提出することも十分にあり得ます」(政治評論家・浅川博忠氏)  小沢新党が率先して不信任案を提出しても、自民・公明は乗らない。しかし、谷垣が第1党復活と総理目指して不信任案を出せば、全野党と小沢新党は乗っかる。民主党内でも再分裂が始まる。いずれにしても、谷垣次第だ。  自民党内の長老を抑え込んで腹をくくることができれば、今回も夏の選挙戦が繰り広げられることになる。
PR
【2012/07/17 19:00 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
<< きらめき歌謡ライブ | ホーム | 亀渕昭信のにっぽん全国ラジオめぐり 山陽放送「はまいえサタデー~白雲悠々~」>>
有り難いご意見
貴重なご意見の投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>