なでしこ2―1で白星発進 五輪女子サッカーカナダ戦ロンドン五輪のサッカー競技が25日(日本時間26日午前1時)、始まった。日本女子代表(なでしこジャパン)はカナダ代表との1次リーグ初戦を、英国中部のコベントリーで迎えた。 日本は前半33分、MF川澄のシュートで先制。さらに同44分、MF宮間が頭で追加点を決めた。日本が2―0で前半を折り返した。 日本は前半と同じメンバーで後半に臨んだ。 10分、カナダのタンクレディにゴールを決められ、1点差に迫られた。 19分、FW大野に代わってFW安藤(デュイスブルク)が入った。 日本がリードを守り、2―1で逃げ切った。日本は勝ち点3を獲得した。 日本の先発メンバーは次の通り。 ▽GK 福元(岡山湯郷) ▽DF 近賀(神戸)岩清水(日テレ)熊谷(フランクフルト)鮫島(仙台) ▽MF 阪口(日テレ)沢、川澄(以上神戸)宮間(岡山湯郷) ▽FW 大野(神戸)大儀見(ポツダム) ◇ 《日本・佐々木監督》 「勝ち点3を取れたということ、最初の試合ということでオールジャパンを活気づけることにもなったと思う。選手は我慢しながら、 よく戦った。第1戦は難しい。W杯では勝ちましたが、オリンピックでは我々はチャンピオンじゃない。チャレンジャーとしてやる。(ポジションを代えた選手 が得点した、との質問に)選手のイマジネーション」 《川澄》 (得点シーンは)あの辺で2対1がつくれればいい形になると思った。角度はなかったが思い切りやろうと思って、足を振り抜いてよかった。(大野とは)チームでもやっている選手なので、言葉がなくてもわかる。そういうプレーを出せた。 (左サイドでの起用について)立ち上がりは少しもたついたが、中盤は運動量を出して攻めも守りもできた。自分としてはあつい方が好きなのでよかった。この1勝は大きいので、次に向けて勢いに乗って勝ちたい。 《大野》 そんなに緊張しなかった。勝ったことはデカい。自分たちが勝って一番ホッとしている。しっかり次につなぎたい。もう1回ビデオを見て修正したい。スウェーデン戦に向けて、チーム一つになって勝利を目指したい。 《宮間》 勝てたことは本当に良かった。前半にもっと点を取れていれば楽な展開になった。プレッシャーというより、自分たちのサッカーをすることが大事 だったので、勝てたのは大きい。でも修正すべきところも多く出た。日本選手団の初陣を飾れたと思う。次もおごることなく気を引き締めて頑張りたい。 PR |
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