7月27日は政治を考える日1995(平成7)年に発行された『戦後誌 光と影の記憶』(朝日新聞西部本社編、石風社)の「戦後史年表」で「76」年の「7・27」に「田中角栄元首相を逮捕」とある。これにちなむとのこと。 76年とは1976年、すなわち昭和51年にあたる。そして角栄逮捕といえば、有名なロッキード事件のことだ。本来はこのようなショッキングなできごとが あろうとなかろうと、政治については考えていかなければならないだろう。近年を簡単にふり返ってみても、3年前の政権交代で変化を期待したはずなのに、喜 ばしい変化が生まれたとはいいがたく、さらに民主党から大量に離党者が出て「国民の生活が第一」というユニークな名前の政党が誕生…。現時点では違った意 味で看過できないほどさまざまなことが変わってしまっている。だからといって、気前のいい発言をする政治家を信用していいかどうかは冷静に判断すべきだ。
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