広島16点打線爆発!マエケン10勝一番乗りで貯金1
サンケイスポーツ 7月26日(木)22時9分配信
|
拡大写真 |
力投する広島・前田健太=神宮球場(写真:サンケイスポーツ) |
(セ・リーグ、ヤクルト12-16広島、12回戦、ヤクルト6勝4敗1分、26日、神宮)広島が両リーグ最多21安打、チーム最多16得点の猛攻。先発 の前田健太は守備に足を引っ張られ5回6失点(自責3)で降板も、ハーラー単独トップ、両リーグ10勝一番乗りを果たした。広島は貯金1とした。
【写真で見る】大活躍の広瀬を出迎える前田健太
満員の左翼席が夏祭りを楽しんだ。広島・前田健が両リーグ10勝一番乗りをかけて先発した。
「後半戦、できるだけ早く10勝したいです」
先に4点をもらうと、三回まですべて10球以内でパーフェクトピッチだ。しかし四回は味方の3失策で3失点。リズムを崩したのか、五回も4連打で3点を奪われた。5回を今季ワースト6失点(自責3)で降板した。
中3日で登板した21日の球宴第2戦(松山)でMVP。そこから中4日。10日間で3度目のマウンドだ。しかも、球宴は2回の予定が3回に。野村監督は 「ビックリした」、大野投手コーチも「知らないよ」。影響を心配したが、球宴に出場した先発投手の誰よりも先に登板して好投した。
「数字は残っても、内容に納得いかないことが多い。(沢村賞の)一昨年はけっこう数字ばっかり気にした。試合中も、点を取られたら防御率が、とか。今は自分の投球を意識していたら、(数字は)自然とよくなるという感じ」
考え方が進化した右腕は、取り組みもレベルアップ。以前はすぐに止めていたプロテイン摂取も今季は続けている。秘策は、日ごとに小分けの袋を用意すること。「いちいち大きな袋から出すと続かない(笑)」。マエケン用アイテムで体重管理もバッチリだ。
そんな背番号「18」を、攻撃陣が六回までに今季最多の13得点を記して後押し。勝率で並ぶ燕を撃破し3位固めへ。鯉ファンはこの夏が楽しくて仕方がない。
PR