☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます ☆ 12月12日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM) 呼びがける 自分が商売をしていて“これは良い品物だ。使えばほんとうに便利だ”というものをみつけたら確固とした信念を持って、お客さんに力強く呼びかけ、訴えるということが大事です。そういう呼びかけをするならば、お客さんもおのずとその熱意にほだされ、一度使ってみようかということになる。その結果、非常に喜ばれ、“なかなか熱心だ”ということで信頼が集まり、自然商売も繁昌していくことになります。 要はそういう呼びかけを喜びの気持を持って行なうこと、そこにこそお客さんにも喜ばれ、世のため人のためになる真の商売を成功させる一つの大きなカギがあるのではないでしようか。 【コラム】筆洗 2013年12月11日東京新聞TOKYOWeb ▼遅筆堂」の名もあった劇作家の井上ひさしさんは推敲(すいこう)を重ねた結果、締め切りを守れないこともあったという。聞くたびに笑ってしまう話がある ▼明日は公演初日なのに井上さんから台本が送られてこない。役者たちは稽古場で待つしかない。明け方近くになってようやくファクスが届いた ▼みんなで必死になってせりふを頭に入れ、初日をなんとか終えた。へとへとである。ふと客席を見ると井上さんが何か叫びながら手を振っている。感動して喜んでいるのだろうと思ったら、井上さんはこう叫んでいたのだ。「おおい、もっといいのが書けたぞ!」 ▼役者たちが呆然(ぼうぜん)とする姿が浮かんでくる。またやり直し。締め切りは守らなくてはならないが、井上さんにとってはより良い作品をつくることの方がよほど大切だった ▼どうも政治は井上さんとは、逆のようだ。特定秘密保護法の審議は議論を深め内容を見直すことよりも臨時国会での成立という締め切りが、最優先された。安倍晋三首相は「もっと丁寧に時間を取って説明すべきだったと反省している」と語ったが、むなしい限りだ ▼政治に速度は大切で、そのために締め切りは必要だが、内容が二の次では困る。税制改正、環太平洋連携協定(TPP)交渉など時間が迫る課題が続く。粘ってより良い内容を。時間に間に合わせるだけの台本なら観客は喜ばない。 ☆ 寒くなりましたが、今日も皆様にとって良い一日でありますように ☆ PR |
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