9月8日は国際識字デー1990(平成2)年に発行された『識字―すべての人々に文字を』(読売新聞社編、明石書店)の「1 国際識字年とユネスコ」(尾花珠樹執筆)に「ユネスコが九月八日を「国際識字デー」に制定した」とある。識字、違ういい方をするとリテラシーである。文部 科学省のHPの「2012年ユネスコ国際識字賞募集について」には「ユネスコは、国連識字の10年(2003年~2012年)の調整機関として、(中略) 識字の推進を優先課題としている」とある。2003年は平成15年、2012年は平成24年にあたり、今年が最終年ということになる。ただ、日本では識字 についてあまり話題に上ることが少なく、どちらかといえば外国での問題として考えてしまいがちかもしれない。しかし河合町のHPには「平成24年度 識字学級生募集」の案内があり、「読み書き」を学ぶという。このように地方自治体が呼びかけており、この国にも存在する問題であることを知っておきたい。
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